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【Q&A】上司が忙しさを理由に1on1をやりたがらないのですが
上司と部下が定期的に行う対話「1on1ミーティング」。
導入している企業でよく聞く課題として、
「上司が忙しいことを理由に1on1をやりたがらない」というものがあります。
今回は、上司が忙しさを理由に1on1ミーティングをやりたがらない、という状況について、原因と対応策をご紹介します。
まず、上司が忙しいことを理由に1on1ミーティングをやりたがらない場合、
以下のような原因が考えられます。
1.1on1ミーティングの対象となる部下が多すぎて対応できない
2.1on1ミーティングの実施頻度が高い
3.上司と部下でスケジュールを合わせるのが難しい
以下、それぞれの場合の原因と対応策を考えてみましょう。
1.1on1ミーティングの対象となる部下が多すぎて対応できない
一般的に、1人の上司が直接管理できる適正人数は5〜7人程度とされています。
1on1ミーティング対象の部下が10人を超える場合、上司のキャパシティを超えている可能性がありますので、対象人数を減らすことを検討しましょう。
また、1on1ミーティングを実施するためのリーダーを新たに設置するなど、階層を1段階設けて運用するということもおすすめです。
2.1on1ミーティングの実施頻度が高い
1on1ミーティングを効果的に運用するにあたって実施頻度は重要です。
一般的に1on1ミーティングの最適な頻度は週1回30分程度とされています。
ただし、この頻度で1on1ミーティングを行わなければ効果がないわけではありません。
2週間や1か月に1回30分程度でもよいです。
大事なことは、定期的に上司と部下でコミュニケーションを取る機会を設けることです。
そうすることで徐々に1on1ミーティングの効果が表れてきます。
ですので、もし、1on1ミーティングの実施頻度が高いことが原因で、上司が対応できていない場合は、頻度を少なくして、まずは1on1ミーティングを実施する風土を作ることから始めることをおすすめします。
3.上司と部下でスケジュールを合わせるのが難しい
上司と部下でスケジュールを合わせるのが難しい場合は、余裕を持って1on1ミーティングのスケジュールを設定することや部下の情報を事前にインプットしておくことが効果的です。
余裕を持って1on1ミーティングのスケジュールを組むことで1on1ミーティングの時間を確保しやすくなりますし、部下の情報を事前にインプットする時間も取りやすくなります。
また、部下の情報を事前に確認するためには、部下に事前に1on1ミーティングで話したいことを書いてもらうのが有効ですが、それを上司と部下の双方から閲覧できるクラウドシステムを導入することもおすすめです。
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今回は1on1ミーティングを導入したにも関わらず、上司が忙しいことを理由にやりたがらないという課題について、原因と対応策をご紹介しました。
もちろん、今回記載した内容はあくまで一例に過ぎません。
上司の言い分もよく聞き、忙しいことを理由に1on1をやりたがらない真の原因は何なのかを明確にすることが重要です。
もし1on1ミーティングを導入したにも関わらず運用面で課題を感じている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。